台風の影響が心配される10月22日日曜日、生徒さんの原田さんとスタッフ5名は7:15東京駅発で 金野さんの待つ一ノ関駅へ向かいました。
金野さんは陸前高田高校仮設住宅から一ノ関へ引越された方です。
来春、高校仮設住宅は取り壊し予定でみんながとても困っている話をして下さいました。
金野さんとの別れを惜しみつつ、スタッフ寺山さんのご主人様が運転して下さる車に乗って一路、陸前高田第一中学校仮設住宅へ向かいます。
中学校仮設住宅の集会所にはみなさんが出迎えて下さり、一緒にヨーガを楽しみました。
そして、穏やかであたたかい空気の中でオームチャンティングを行いました。
心の中から癒されたひと時でした。
指圧の時間では眠ってしまう方も…
皆様、狭い仮設住宅でお疲れのご様子です。
その後、お手製のケーキやお菓子を頂きながらお楽しみのお茶っ子をしました。
中学の仮設住宅の皆様も、来春には取り壊し予定のため3月には引越さなければならず困っていると口々におっしゃっていました。
ハートチャクラの皆様の雑貨の売上とアナスタ皆様からのご寄付を陸前高田第一中学仮設住宅のヨーガに参加して下さったお一人お一人に手渡ししました。
来てくれたお礼にと、手作りの可愛いくまさんをひとりひとりに下さいました。
心のこもったかわいいくまさん、お顔がそれぞれ違います。大切にしますね。
ありがとうございました。
時間はあっという間に過ぎ、再会をお約束して集会所を後にしました。
陸前高田の街並みは随分と変わりました。
かさ上げされ、整地された高台にはちらほらと新築の家が見えます。
整地された土地に大型スーパーや店舗もできていました。
でも、東日本大震災で失ったものを取り戻すにはまだまだ何もかもが足りないと感じました。
私のできることはなんだろう…改めて考えさせられた陸前高田への訪問でした。
陸前高田第一中学仮設住宅の皆様、金野さん、どうぞお元気でお過ごし下さい。
また再会する日を楽しみにしています。
中村まゆみ